第3回 大阪桐蔭vs帝京 その他4試合2009年07月09日

日高 4-5X 日高中津 6月20日
日高の本校と分校による定期戦。今年は本校のグランドで行われた。
本校は秋春と県大会初戦敗退。しかしこの日は序盤、分校を圧倒した。中でも先発したサイドハンドの岩手幸久投手(3年)は強打の分校打線を翻弄。最後は力尽きたが、サイドからクセある球は、夏の大会でも威力を発揮しそうだ。
一方の分校は左腕の木村聖治投手(3年)が先発したが、昨年からの課題である制球に、この日も苦労した。ストライクさえ入れば、失点の計算できる投手だけに、課題克服が至上命題になりそう。
注目選手:岩手幸久 (日高)
智辯和歌山3‐9報徳学園 6月20日
午後からは智辯和歌山のグランドに移動。報徳学園との練習試合を観戦した。
試験で1週間十分な練習ができていなかった報徳学園は、エース・宮谷陽介(3年)以下7名もの投手が登板。一方の打線は、骨折した主将の西郷遼平(3年)に代わり、7番サードで出塁した中島一夢(2年)が2本塁打と大活躍。
智辯和歌山は期待の2年生右腕・藤井健が先発したが、5回7安打5失点。高嶋仁監督は「ブルペンではええ球を放るんやけど・・・」と渋い表情。エース・岡田俊哉(3年)に次ぐ投手の育成はまだまだうまくいかない様子。
その岡田は9回の1イニングを投げて3人でピシャリと切ってとった。「打線も打たんし、この夏は岡田の負担も増えそう」と高嶋監督は嘆いた。
注目選手:岡田俊哉 (智辯和歌山)
大阪桐蔭 12‐4 帝京 / 大阪桐蔭 0‐5 帝京 6月21日

注目選手:平原庸多(帝京)
報徳学園3‐10福知山成美 6月23日
17時半から行われたナイトゲーム。
報徳学園・宮谷陽介(3年)、福知山成美・長岡宏介(3年)の両エースが先発した。長岡は6回を投げて6安打3失点。最速141キロの直球は威力があったが、やや制球を乱していた。春の県大会で指摘された二段モーションについても「意識してやってます」と修正に取り組んでる様子。
長岡のピッチング以上に目立ったのは打線。報徳・宮谷に10安打を浴びせ8得点。報徳・永田裕治監督は「強すぎる。宮谷がここまでやられたのは久しぶり」と舌を巻いたほどだった。長岡が投げて、これだけ点を取れれば、夏も怖いものなしになるだろう。
注目選手:長岡宏介 (福知山成美)
PL学園 2-2 横浜隼人 6月28日
PL学園のエース・中野隆之(3年)が横浜隼人との練習試合に先発。福岡遠征(招待試合)以来、2週間ぶりの登板。9回を投げきり、2失点だったが、10四死球を与えるなどやや荒れた内容だった。「コントロールが悪くて全然ダメです」と本人も反省。
この試合で目立ったのは代打で出場した重薗佑太(3年)。2打席目では、結果こそ三振だったが、バットを短くもって9球粘るなど最後まであきらめない姿勢が見られた。3年生ながらこの夏初めて背番号「17」を手にした重薗。深瀬猛コーチも「真面目にひたむきに練習をする選手。本人の努力で勝ち取った背番号です」と話した。
その一方で、2年生の勧野甲輝はベンチを外れた。「今の状態では仕方ない。これを受け止めて一から頑張るしかないですね」と河野有道監督は、今後の奮起に期待した。
注目選手:重薗佑太 (PL学園)

- 松倉 雄太
- 生年月日:1980年
- 出身地:大阪府堺市
- ■ 小学校時代は高石リトルリーグでプレーしていたが、中学時代からは野球観戦に没頭。
- ■ 極端な言い方をすれば、野球を観る為ならば、どこへでも行ってしまう。高校野球を含むアマチュア野球全体では、年間300試合以上を観戦、取材。
- ■ 2004年からスポーツライターとなって、『ホームラン』(廣済堂出版)、『高校野球ドットコム』、『スポーツナビ』などに寄稿。また、2005年からはABCテレビ『速報甲子園への道』にリサーチャーとして携わる。2007年には『熱闘甲子園』、2008年は『高校野球本大会中継』にも携わる一方、同局データ放送の『今日の見所』の寄稿も行っている。
- ■ 「高校野球の歩き方」好評連載中!
- ■ ブログ:「諸国漫遊!?」(松倉雄太オフィシャルブログ)
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