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第2回 頭の良い、考えられる選手になろう2009年01月07日
第2回高畑好秀メンタルスキル向上コラムのテーマは「頭の良い、考えられる選手になろう」です。
普段の部活動でただ単に練習メニューを消化するだけになっていませんか?
皆さんの「考える」事のヒントになれば幸いです。
高校野球情報.com スタッフ一同
何故、考えてプレイするのか

例えば、野球選手という職業は肉体労働かどうか?と聞かれた場合、私は体を動かすから肉体労働ではあるけれども知的労働でもあるわけと思うわけです。
では知的労働とは何かというと、いかに考える力をつけれるかという事です。いかに考える力を自分の中で作っていけるかということになる。
野球って考える時間が非常に多いですよね。実際に打球を処理したり打席に入ったりしてプレーをしている時間を合計するとものの何分かしかありませんよね。だから考える時間が多いスポーツです。
それをただグランド立っているだけとはえらい違いです。それは試合に限らず練習でグランドに立っている時でもそうです。練習時間は長い割には自分の練習だけをしている時間は短いじゃない。
だから考える時間はいっぱいあるのだから何も考えないのではもったいないと思いませんか。考えている選手と考えている選手の違いは当然出てきます。
2年半高校野球をやるのです。その差は大きいですよね。
よく野球選手に「高校野球を終えて、身に付いたものは何?」と聞くと挨拶ができるようになったとか、礼儀を学んだとか、チームワークを学んだとかいろいろ言います。
それはそれでいいと思いますが、小中高と一生懸命に野球をやっていてたったそれだけのことしか学べなかったのかとなると非常にもったいないです。
例えば「野球をやってアイディアの発想が豊富に浮かぶようになりました。」とかね。「感性が研ぎ澄まされました。」とか、そういうのが大事なわけです。
野球を終えた後の人生の方がはるかに長いわけだから。何も残らなかったじゃもったいないわけです。だからせっかく野球をやるならそこの部分をしっかりと鍛えていかないとと思うわけです。
自分の頭で考える
考えている選手と考えていない選手の差はぜんぜん違います。
例えば、速く走る為に練習をしようとします。そういう時どうしますか?たいていの選手はただたくさん走れば良い、量をこなせば良いとだけ思っています。
でも、例えばなんでチーターは速いのか?とか。速く走りたいと思い、常に考えているのならばヒントはありとあらゆるところから見つけてくることができるますよね。ただ走るのではなく、速く走る為にはどうしたら良いのかを考えて走らなくてはいけません。
何事もそうだけど考える意識をもってやらないと何も残らないと思います。考える習慣は小さい時から身につけないといけませんが、当然それを意識する事で後からでも身につける事ができます。
僕は人間ってそんなに特別な差はないと思っています。
上手い人はこつをつかんで上手くなっていきます。逆にいえば、こつをつかんでいけば誰でも上手くなるのです。それには考え続ける事、感じ続けることが大事です。必死になって考えた結果、たどりついた答えなのか、誰々が言ったからこうなんだという答えなのかその差は大きい。
まずは考えることの楽しさを知らなきゃ。みんな考えることをめんどくさいと思っていませんか?答えは人から与えてくれるものだと思っていませんか?人が野球を上手くしてくれるじゃないですよね。自分で上手くなるんですよね。

- 高畑 好秀先生
- 生年月日:1968年
- 出身地:広島県
- 早稲田大学人間科学部スポーツ科学科スポーツ心理学専攻卒。日本心理学会認定心理士資格を取得。同大学運動心理学研修生修了の後、数多くのプロ野球、Jリーグ、Vリーグ、プロボクシング、プロゴルファーなどのプロスポーツ選手やオリンピック選手などのメンタルトレーニングの指導を行う。また多数の著書の刊行、講演、研修等でメンタルトレーニングの普及に努め、現在最も注目を集めるメンタルトレーナーの第1人者である。
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