以下の事をミッションとして活動している団体です。
一、 わたしたちUDCは、野球審判員の立場や地位の向上に努め、審判員個人の主体的活動を最大源サポートします。
一、 わたしたちUDCは、所属団体を超えた審判員同士の交流の機会を創造し、相互の意識高揚を図ります。
一、 わたしたちUDCは、正しく楽しい野球の普及に努め、野球というスポーツを通じて青少年の健全育成に貢献します。

インタビュー
海を渡り野球発祥の地アメリカで、MLB審判を目指し頑張っておられる、井上公裕さんのインタビュー後編です。井上さんは、国内ではUDC(Umpire Development Corporation)で活動されております。
※前編からの続きです。話が続いておりますので前編もお読み下さい。
スタッフ(以下 ス) 米国で審判をしてみて、米国における審判と日本における審判の立場は違いますか??
井上公裕さん(以下、公) 審判の立場と言うのは日本とアメリカでは完璧に違います。日本で審判と言えば判定をする人という感じですが、アメリカでは試合をコントロールする人と言う感じでしょうか。アメリカでは判定以外に抗議の対処や、選手間の揉め事に対して上手く対処していく力が重要視されます。現に私のパートナーは、「ストライク、ボールやアウト、セーフは審判の仕事の中で一番簡単な部分だ。難しいのはそれ以外の事(抗議の対処など)。」と言っています。
あと、日本では審判は脇役でいなさいと言うような感じがありますが、アメリカでは審判も選手も監督も、グランドキーパーもみんなそれぞれ同等の立場で、お互いの仕事を尊重しているように感じます。
ス 井上さんの現在の課題はなんですか??

Photo by Steve Holmes
公 もちろん英語が課題です。それとやはり先程のお話したように、試合をコントロールする力や、抗議に対する対処ですかね?パートナーは私より少しプロでの経験があるのですが、彼に「そう言う事(ゲームコントロールや抗議)にもっと力を注ぐようにして欲しい」といわれてしまいました…。彼の言うとおりだと私も思うので、しっかり頑張りたいと思います。他にもあげたらきりがありませんが、今はそれを強く感じています。
ス 今後目指す審判像はありますか??
公 プレッシャーを楽しめるような審判になりたいですね。実は審判は試合前にすごく緊張するんです。きっと選手とは比べ物にならないくらい緊張してると思いますね。試合に行くのが怖いんです。不安で不安で逃げ出したい気持ちを何とか押し殺してフィールドに向かっているんですよ。その理由は多分、ミスをしたら自分に返ってくるだけではなく、選手や監督にまで影響を与えてしまうからだと思います。
自分のせいで自分以外の人のキャリアにも傷をつけてしまうという仕事なんですよ。だからプレッシャーも計り知れないほど大きいんです。たとえマイナーリーグでも。それだけ責任のある仕事なんです。
ちなみに、プレッシャーを楽しむと言うのは、いい加減ににリラックスしてやるという意味ではなく、しっかりプレッシャーを自分でコントロールして、いいパフォーマンスにつなげていくと言う事です。それができるようにならないと、多分この仕事は続けていけないと思いますし。
ス 井上さんは夢を実現する過程にいらっしゃいますが、「モチベーション」が高まらない時はどのようにして踏ん張っていますか??
公 モチベーションが上がらないときってありますよね。自分もフィールド上で「自分はアメリカでいったい何をやっているんだろう?」って思う事ってあるんです。自分がやりたくてやってるくせに、そう言う時って自分が今このフィールドに立たせてもらっていると言うありがたさを忘れている時なんですよね…。
アメリカではプロの審判を目指している若い人が沢山いるんです。プロになれない人の方が多いんですよ。何回挑戦してもなれない人も沢山います。

Photo by Steve Holmes
ですから、モチベーションが上がらないときはそう言う人たち(プロになれない人たち)も沢山いると言う事をまず最初に考えます。自分は選ばれてここに立っているんだと思えば、彼らの分も頑張らなくてはいけないと思います。それに、フィールドに立てていると言う事に感謝もできますし。
自分たちマイナーリーグ審判は一年契約です。いつ首を切られてもおかしくないんです。だから、1球1球を大切に、そしてその瞬間を大事にしないといけない。
ス 米国にきて改めて分かった日本野球の良さ、またMLBの良さはありますか??(もしくは気づいた点はありますか??)
公 良さと言いますか、日本の選手は基本がしっかりできていると思います。マイナーリーグの選手、特に中南米から来る選手は日本で育った私からすればフォームなんかめちゃくちゃですよ。潜在能力は明らかに持っているんですけどね。
MLBと言うか、アメリカの野球のいいところは、やはり、フィールドにいる全ての人がお互いを尊敬しあっているというか、お互いプロなので、しっかりとしたプロのマナーがあると感じます。
ス なにか面白いエピソードがあったら教えてください。(笑)
公 面白いわけではないのですが、マイナーリーグにいると結構少し前に日本で助っ人として活躍した選手がコーチでいたりするんです。私が現在いるサウスアトランティクリーグで言えば、中日で活躍したオジー・ティモンズ選手や阪神で活躍したトニー・タラスコ選手が打撃コーチでいます。投手で言えばヤクルトにいたジョナサン・ハースト投手が投手コーチでいます。
皆が揃って口にするのは、「日本は楽しかったよ!また行きたい!」です。そんな彼らが片言の日本語で話しかけてくるのがとても面白いですね。
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以下の事をミッションとして活動している団体です。
一、 わたしたちUDCは、野球審判員の立場や地位の向上に努め、審判員個人の主体的活動を最大源サポートします。
一、 わたしたちUDCは、所属団体を超えた審判員同士の交流の機会を創造し、相互の意識高揚を図ります。
一、 わたしたちUDCは、正しく楽しい野球の普及に努め、野球というスポーツを通じて青少年の健全育成に貢献します。


