帝京vs都雪谷

歓喜の輪、帝京ナイン
帝京、圧勝で頂点へ、甲子園出場を決める!
春、都大会・準優勝、関東大会でもベスト4入りを果たした、今大会の優勝候補の帝京 と2003年以来の甲子園出場を目指す 都雪谷 が甲子園への切符をかけた一戦が神宮球場で行われた。第一シードの帝京 は、三回から五回戦を全てコールド勝ちで駒を進めてきて、その後の試合も五点以上の差をつけて、ここ決勝までたどり着いた。対する 都雪谷 は都立唯一のベスト4強入りで、ここまで国士舘などの強豪校を倒して厳しい試合をものにしてきた一戦ごとにたくましく成長してきている。この試合も接戦に持ち込み、勝機を見出したいところだ。
帝京 のピッチャーはエースの平原。平原は140キロ後半のストレートをもつ本格派右腕。一方の 都雪谷 の先発、エース坂本はすべての試合を一人で投げてきたチームの柱である。決勝試合は初回から大きく動く。
一回表、一番金子がセンター前ヒットで出塁すると続く二三番も連続フォアボールで、無死満塁とチャンスを作り、四番の佐藤が内野安打でまず一点を先制すると続く五番原口もセンター前にタイムリーを放ち二点を追加。さらに六番星もセンター前にタイムリー、八番の有賀、九番の松本もそれぞれタイムリーツーベースを放ち、この回一挙に六点を先制する。帝京 打線は坂本の立ち上がりを攻める。
二回裏、 都雪谷 は平原から、五番小杉がセカンドとサードの間を抜くヒットで出塁、続く六番合田がレフト前にヒットでチャンスをひろげるが後続が断ってしまい、得点につながらない。
一方、帝京 打線は四回に有賀のレフトへホームラン、五回平原にもレフトへホームランが飛び出し、着々と点数を重ねる。更に帝京 は六回表、無死一二塁から八番有賀がセンター・レフト間にタイムリーなどでこの回さらに五点を追加、 都雪谷 を圧倒する。
なんとか一矢報いたい 都雪谷 だが、八回裏、チャンスを作る。一番里見がフォアボールで出塁、二番増田がセンター前にヒットで一死一三塁とすると、三番の川元がショートへのゴロ。その間に里見がかえり一点を返す。
しかし反撃もここまで。エース平原は後半も球威が衰えず、140キロを超える直球で雪谷打線を封じ込め、結果、猛攻撃好守で帝京 が24対1で勝利をおさめ、2年ぶり11度目の甲子園出場を決めた。
正直、今大会では帝京 が頭一つ抜けていた感があった。東東京代表として、投打で圧倒的な層の厚さを誇る帝京が甲子園でどんな野球を見せてくれるのか非常に楽しみである。
また敗れた 都雪谷 だが、ここまでの戦いぶりは見事の一言につきる。6年ぶりの甲子園出場はならなかったが、しっかりと新たな歴史を刻んだ。来年以降の 都雪谷 旋風に期待したい。
【帝京のこれまでの戦い】
準決勝 帝京 5-0 二松学舎大付
準々決勝 帝京 6-1 駒場学園
5回戦 帝京 7-0 修徳
4回戦 帝京 10-0 日大一
3回戦 帝京 11-4 墨田工業
【都雪谷のこれまでの戦い】
準決勝都雪谷 7-1 成立学園
準々決勝 都雪谷 7-5 国士舘
5回戦 都雪谷 3-2 都足立新田
4回戦 都雪谷 7-4 安田学園
3回戦 都雪谷 8-4 大東大一
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