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帝京vs日大三

HRを放った伊藤(帝京)
東西対決・・帝京が一点差を逃げ切り日大三下し決勝進出
今夏の東東京・優勝校の帝京と西東京・優勝校の 日大三 が準決勝で対決することとなった。東西横綱対決の対決とあって神宮第二球場は試合開始前から多くの人が観戦・応援に駆け付つけて立ち見客がでるほど満員状態となった。
力は拮抗している。引き締まった試合になることが見込まれた。注目の先発は、帝京は夏、甲子園で1年生史上初となる148キロをマークし甲子園を沸かせた伊藤拓郎。今大会も背番号11をつけ、ブロック予選から数え、5試合目の登板。大会を通して、投手陣の大黒柱の一人に成長した。
対する 日大三 の先発は夏の西東京大会では打点を多く叩き出しチームの甲子園出場に貢献し、新チームではエースで四番務める山崎福也。両投手とも経験も技術も十分に備わっているため、どちらが先に投手に足をとらえるかが勝敗に絡んでくるだろう。
2回裏、帝京は、6番島田がライト前ヒットで出塁し続く7番松本がデットボールで1死1,2塁のチャンスで8番安尾がセンターへ抜けるタイムリーツーベースでランナーを1人返し、1点を先制する。
尚も2死2塁のチャンスで伊藤がレフトの頭上を越えていくホームランを放ち、自らのバットで2点を追加。この回3点を得点する。
すぐさま追いつきたい 日大三 。3回表に9番荻原がセンターへヒットを放ちその後相手のエラーやデットボールで2死2.3塁までチャンスを広げるが3番平岩が伊藤の巧みなスライダーに三振に倒れ、得点をあげる事ができない。
一方、2回に3失点した 日大三 ・山崎だが3回からはカーブや打者のインコースをうまくつき、3振を取りに行くなど、中盤からは落ち着きを取り戻す。
しかし6回裏。四球と連続エラーで帝京が 日大三 ・山崎をマウンドから引きずりおろす。無死満塁で山崎に代わった吉澤が、2回に先制打を放った安尾にライトにタイムリーを打たれる。尚のピンチも、ホームランを放った伊藤を三振にとり、続くバッターも連続でフライに打ち取り、一点にくいとめる。
なんとしても好投伊藤から1点をもぎ取り、重い空気を取り払いたい 日大三 は7回。5番横尾がセンターへヒット、続く6番吉澤もセンターへヒットを放ち、チャンスを広げる。1死1.3塁のチャンスで8番大塚がタイムリーで日大三初めて得点する。続く荻原の犠打でさらに追加点、1番高山のライトタイムリーでこの回3点を得点、1点差までに詰め寄る。
7回裏に帝京は久保田のタイムリーで一点を加点し二点差に離すが、2点差で迎えた9回。 日大三 野球が打線になって表れた。2死から、9番荻原が会心のソロホームランを離し、またも1点差につめよると空かさず1番高山がセンター前ヒットで出塁、盗塁を決め得点圏にランナーを置き、3番の根岸。しかし伊藤の制球が勝り見逃し三振でゲームセット。この試合、伊藤は9つの三振を奪った。
日大三 の最後まで諦めないという三高らしい野球は神宮第二球場へ観戦に来ていた人全員に感じられていた。ヒット数は 三高 が11本と帝京を五本上回る。あと一歩及ばなかったものの、とても価値ある試合でしびれていた。この試合、帝京は守備において特に輝いていた。1年生の松本を始め、吉岡、島田、田口など内野の打球裁きは見事なものであった。そして先発、伊藤は4点失点したものの完投勝利、すばらしい投球内容であった。
東西横綱対決は東の帝京に軍配が上がった。明日の決勝戦で、本日、 都立日野 に逆転勝ちをした勢いのある 東海大菅生 と対決する。どんな試合展開を見せてくれるだろう。
(文=高校野球情報.com 編集部)
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