2009年10月17日 皇子山球場

立命館宇治vs東海大仰星

2009年秋の大会 第62回近畿地区高校野球大会 1回戦

完投した川部(立命館宇治)

投手戦を分けたモノ!

「ツーアウトからはゴロで終わろうと、そういう意識で普段から取り組んでいます。きょうはまだ、そのゴロが弱かったんですけど、あれが強いゴロになってくると、面白いことも起きてくるはずです」。 とは、試合後の 立命館宇治 の卯滝監督である。

 4回まで両チーム0行進が続いたこの試合は、 立命館宇治 の徹底したゴロ打ちが試合を分けた。ストレートをコーナーに決めてくる相手投手に対し、フライを上げないのだ。東海大仰星が8個あったフライアウトに対し、 立命館宇治 はたった4個。うち、強烈なライナーも含まれている。長打を狙わずに、つなぎの野球に徹する。 立命館宇治 の強さの一端を見せた試合だった。

 5回表に、 立命館宇治 は先頭の土肥が左翼二塁打で出塁、犠打で三進後、西川の中前安打で1点を先制した。その後、打ちあぐんだが、8回表に3本の単打で1点を追加すると、9回表には敵失と四球などで走者をため、3番・西川の走者一掃の適時打などで4点を追加。

 15安打を放ちながらの6得点は少なくも思えるが、最後のまでゴロを打ち、相手守備陣に「捕る」「投げる」「捕る」のプレッシャーをかけ続けたことが、投手戦ながらに両者を分けたといえる。9回表の攻撃にしても、 立命館宇治 のプレッシャーに対し、東海大仰星の守備陣が耐えきれず、失策と四球など与えてしまったのだろう。

 

立命館宇治 が6-1で東海大仰星に快勝した。

(文=氏原英明


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