2010年04月02日 神宮第二球場

片倉vs武蔵

2010年春の大会 春季大会 本大会 1回戦

星野(片倉)

片倉が好継投で逃げ切るも指揮官はやや不満

 序盤、 片倉 は勢いがよかった。
初回は内野安打悪送球で二塁へ進んだ辻野君が二番横溝君の安打で一三塁とすると、重盗で先制。2回にも2死一塁から辻野君の中越二塁打で加点した。

 積極的に振っていく片倉打線に対し、 武蔵 の星野君もまともに向かっていって打ちこまれた。しかし、さすがに高偏差値軍団の 武蔵 である。このあたりからバッテリーの攻めが少し変わってきて、片倉打線をかわしていった。こうしてやや膠着状態が続くことになるのだが6回、片倉は2死無走者から四球と高橋君、星野君と下位に配置されていたバッテリーが相次いで打ち、さらに横溝君もタイムリー出して畳みかけた。7回も犠飛で加点し8回は先頭の辻野君が風にも乗って右へ三塁打したが、一塁ゴロで本塁憤死。あと1点でコールドゲーム成立という場面で攻めきれなかった。逆に、9回には1点を失い完封も逃した。

 スコア的には快勝だったものの、片倉の宮本秀樹監督はやや渋い表情だった。

「内容的にはまあまあかな。こういう展開だったら、やっぱりスッキリとコールドゲームにしなくちゃいけませんね。だけど、8回あれだけ一塁手が出てきたら打たせますよ。ただ、三塁走者が出ちゃいましたからね」

 それでも、先発した星野君、8回の1死一三塁の場面からリリーフした下手投げの後藤君の出来には満足していた。星野君は制球もよく、丁寧な投球だった。後藤君は背番号4の内野手だが、下手から伸びのあるストレートと切れのいいスライダーは力強く、打ち辛いだろうなという印象だった。

 そんな後藤君から 武蔵 は9回、岸君が三塁線を破る二塁打で出塁すると、中村君も続き反撃。2死後、水越君が中前打して1点を返して意地を示した。

(文=手束 仁)

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